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法人化のご報告と、この数年のWEB業界で感じたこと

2017
03/14
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今回は少しビジネスよりのお話。

これまで横浜を拠点にWEB制作事業を展開してきましたが、昨年末無事に法人化することができました。

WEB制作事業は副業で4年、専業で2年の計6年程運営してきましたが、その中でも今回は一つの節目となるタイミングだと思います。

そこで今回は、今のWEB業界について思うことや、その中で自分はどんな立ち位置でいるべきなのか改めて考えてみました。

 

僕がWEB業界に入ったばかりの頃

僕のWEBキャリアはWEBマーケティング(ごりごりブラックSEOと自社サービス運営)を行う、とあるベンチャー企業から始まりました。

当時はまだホームページが無い企業も多かったし、バリバリのブラックSEOが効いていた時代。副業用に何となーくで作ったサイトに相互リンクや適当な被リンク集めるだけで、公開1カ月目から問合せがもらえるようなぬるい時代でした。笑

 

ブログも、CMS自体がまだまだ身近ではなくて、htmlを複製して記事を書いていく、なんとも不細工な方法だったし、

まだWordPressよりMovableTypeの方が多かったのが象徴的ですね。

 

『カッコいいものを作る』だけでお仕事がもらえていたので、ちょっとしたデザインセンスとコーディング程度のスキルがあれば仕事に困ることも殆どない。当時自分が作っていたのも「使いやすさを若干犠牲にしてでもカッコよくしたい!」「カッコいい方が選ばれるはず!」みたいな本当にもう恥ずかしい思考回路の産物ばかりでした。

 

今、「WEB業界変わったな」と思うこと

WEBデザイナーという職業人口も増えて、最近は「●週間で憧れのWEBデザイナー!」みたいなキラキラした広告を目にする機会も多いです。

もちろん、自分のセンスとかアイディアでクライアント企業に貢献する仕事!って素敵だと思います。

ただ実際のところ、かつての『WEBデザイナー』なんて職業はなくなってきている、と強く感じます。

 

「自分はそれで法人化してるじゃん!」と言われそうだけど、今の自分の業務を振り返れば、市場調査やクライアント企業のターゲット精査のお手伝いや公開後の問合せ・アクセスの統計、SEO順位の調査、広告の運用、それを元にした改善施策などなど。

WEBデザイナーというより『WEB屋さん』とか『WEBマーケター』の方がしっくりくる感じ。

なまじ響きがかっこいいから、夢を抱いて参入してくる人も多いけど、年々WEBデザイナーという肩書に求められる技術力・守備範囲も広がる、かなり泥くさい職業です。

 

こうした業務内容の変化は、無料でもそれっぽいWEBサイトが作れるようになったり、SNSとかWEB以外もうまく使っていかないと集客できない時代になった背景もあるけど、簡単に言えば、WEBデザイナーに求められる役割が『WEBサイトを作ること』から『WEBサイトで成果を出すこと』になってきたからだと思います。

 

WEB”制作業者”に固執しなくてもいいのでは?

そんな時代の変化の中、僕はWEB制作業者としてではなく「WEB・デジタルをフル活用して集客しますよ!」というマーケティング・コンサル事業での法人化を選びました。

もちろんWEB制作事業も継続して行うものの、WEBやデジタル全体を使った手法の中で、一つの手段としてWEB制作を提供するというスタンスです。

 

『WEBサイト作れます!』なんてのはスタートラインで、どんな+aが出せるの?ってところで比較される。

それならいっそ、集客力+a(WEB制作能力etc)で勝負します。

 

これはWEBマーケティング会社への勤務経験や、フリーランス時代にマーケティング思考のデザインに挑戦し続けたから選べる選択肢ですが、このスタンスでどれだけ市場に食い込んでいけるのか、これから数年が勝負だと思っています。

 

マーケティング分野で今注目して(取り組んで)いること

法人化して数か月、今メインで取り組んでいることはコンテンツマーケティング事業の育成です。

 

コンテンツマーケティングは、自社メディア(オウンドメディア)の運営を通じて見込客の獲得・育成を行うマーケティング手法ですが、

実は法人化1年前から水面下で自社メディアの運営を開始し、マーケティング戦略についてコンテンツマーケティングについて、情報を発信してきました。

 

1年間の計画的な運営が功を奏して、今では会社の主力事業となっています。

法人化を経て、今後も新しい手法の誕生や、既存業界の在り方が変わる場面に何度も遭遇していくと思います。

その中で常に、自分の価値と自分の立ち位置を見極めて、世の中に貢献していける企業へと成長させていくのが今の目標です。