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オウンドメディアの意味とは

2017
03/15
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「オウンドメディア」は英語ではOwned Mediaと書き、
「所有しているメディア」という意味となります。
つまり自社サイト、企業ブログなど、自社で所有・管理しているメディアのことを示すワードとなります。
コンテンツマーケティングが重要視されている中で、オウンドメディアの存在は非常に重要なものとなってきています。

●トリプルメディア戦略

オウンドメディアを最大限に活用していくためには、
「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」のトリプルメディアの理解が必要となります。
ペイドメディア、アーンドメディアはそれぞれ次のような意味を持ちます。

 

・ペイドメディア(paid media)
費用を支払い広告の出稿により利用できるメディアのことです。
マスメディアなどがここに分類され、強みとしては、
費用をかければ集客が可能だという点です。

 

・アーンドメディア(earned media)
企業がユーザーから信頼やいい評判を得るためのメディアです。
earnには、(名誉・評判など)を得る。という意味があります。
企業だけでなくユーザー個人のソーシャルメディアやブログなども
ここに分類されます。

 

・AISASで理解するトリプルメディア
AISASとは、Attention(注意)→Interest(関心)→Search(検索)→Action(購買)→Share(情報共有)
の頭文字を取ったもので、インターネットにおける消費者の購買行動を説明するモデルです。
ここで注意・関心にあたる部分を「ペイドメディア」が、
関心・検索・購買にあたる部分を「オウンドメディア」が、
情報共有から次の注意・関心にあたる部分を「アーンドメディア」が役割を担っています。

 

●オウンドメディアの役割

先ほどのAISASからも分かるようにオウンドメディアの役割としては、主に関心・検索・購買部分にあります。
何となくメディアを作成・運用するのではなく、何のためにそのメディアを運用しているかの意味をきちんと
考えることが大切です。
「集客の強化」「商品の効果を伝える」「商品を購入してもらう」など、作成するメディアに
きちんと役割を持たせ、運用していく上でもその役割を忘れないことが必要です。
また、メディアを作成する上でコンテンツが必要不可欠となりますが、オリジナルコンテンツの
作成はSEOにも強くなります。いいコンテンツを掲載すれば、検索エンジンの上位表示も可能となり、
SEOによってアクセスアップも期待できるようになります。

 

●オウンドメディアの事例

オウンドメディアの意味・役割については理解していただけたでしょうか。
最後にオウンドメディアをうまく活用している事例をご紹介します。

 

・膝の痛み研究所
http://hizaita.everlifegroup.jp

ヒアルロン酸の「皇潤」で有名な(株)エバーライフが運用しているオウンドメディアです。
膝に悩みを抱えている潜在顧客をこのサイトに集め、膝の痛みについての原因と解決策を
提示し、会社のこと、成分のことをユーザーに記憶させます。
SEOも意識したサイト設計にしており、SEOでの集客も一定数あると考えられます。
あとは購入まで繋げるためにリターゲティング広告や検索誘導を行っていると考えられます。

 

・&KAGOME(アンドカゴメ)
https://and.kagome.co.jp

カゴメ(株)が運用しているファンサイトです。カゴメファン同士がコミュニケーションを
取れるように企業の担当者がお題を用意したり、ユーザーが投稿できたりします。
また、工場見学の応募などもあり、ユーザーのファン化のために企業が積極的に
ユーザーとコミュニケーションを取っていることもわかります。
企業とユーザー、ユーザー同士のコミュニケーションがうまくできているオウンドメディアの事例と言えます。
こういったユーザーがコミュニケーションを取れる場はソーシャルメディアでも拡散されやすいので、
同時にアーンドメディア対策ともなります。

 

●最後に

オウンドメディアの作成・運用は非常にパワーのいることです。
また、明確な役割をもってメディアを運用しないと、更新が難しくなる問題も出てきます。
効果もペイドメディアのようにすぐに出るものでもないですが、これからの時代の傾向として、
ユーザーに有益な情報を提供していくことが非常に重要となります。
積み上げたコンテンツは必ず成果として返って来ますので、
まだ取り組んでいない担当者の皆様は、取り組んでみてはいかがでしょうか。